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外猫かつ01:近所の猫



実は、更に遡ってGWあたりからの猫活動があり、
これが未だに尾を引いて地味に進行中だったりする。
(注:長い話になるけれど、備忘録のようなものなので失礼します)

ある日庭でばったり鉢合わせした外猫が、尻尾に大怪我を負っていて、
見るからに痛々しく、猫自身も弱みを見られまいと隠そうとしていた。
毛皮ずる剥けで肉が剥き出しになり、治療が必要そうなのは明らかだったのだけれど、人慣れしている感じもないので、何とか患部の写真を撮ってかかりつけの獣医さんに相談してみた。

尻尾の壊死から敗血症までいろいろ危険が孕んでいるので、即座に連れてきて治療した方がいいのだけれど、捕まらないならせめて抗生物質だけでもと処方してもらう。
薬を飲んでもらうために早速猫缶に混ぜて置いてみたところ警戒しながらも寄ってきたので、様子をみながら更に美味しそうな匂いのスープなどでじわじわダメ元でキャリーの中に誘導してみると、なんとあっさり入っていくではないか!すかさず扉を閉めて捕獲に成功。「つ、捕まっちゃたけど…!?」と逆に面食らう程の早技で。
ならばと、そのまま再び病院へ直行。

治療のための麻酔後、血液検査と患部の診察。
尻尾はすでに弾力もなく壊死して硬くなっているということで、
そのまま長い尻尾を温存するのは不可能らしく切断する方向に。
ただ、それまでかなり血を失っていたのでしょう極度の貧血状態のようで
断尾手術(と去勢も一緒に)は危険かもしれないということで、
相当悩まれた末に、結紮法という処置を施してもらう。
医療用の輪ゴムで患部をきつく締め、血の流れをとめて更に壊死を促し
自然に尻尾を落とす方法なのだそう。
麻酔はあと1時間は効いていると思うので、戻ったらカラーをつけて
できたら2週間程出さないように、その間に壊死した部分が落ちれば、
その処置と一緒に去勢して戻しましょうということになった。
ここまでは順調。

ところが、ここからがこの長い戦いの始まりとなる大失態の始まり…
順調というより、早急に事が運びすぎてケージの準備までしていなかったので、大急ぎで買って帰ったのだけれど、帰宅していざキャリーからケージに猫を移そうをした時に、まんまとやらかしてしまう。
麻酔から覚めるのが思ったより早かったみたいで、扉を開けた時にガバッ!と覚醒して逃走。
すべての扉や窓を閉めたと思っていたのだけれど、お風呂場の窓が半分開いていて
一度は網戸でキャッチしたものの、そのまま網戸を突き破ってまんまと逃がしてしまったのだ。
そもそも、日頃親しくしている顔見知りの猫ではないし、眠らされて起きてみたら檻の中?何してくれてる?とお怒りになるのか、恐怖で震えてしまうのか、目覚めた時にどんな反応をするかも想像がつかず、とにかく麻酔が効いている間に、カラーも装着してケージの中に寝かさなくちゃ、という焦りもあったのだと思う。
今思うと、もっとスピーディかつ慎重にやるべきだった。
今でもその瞬間が、スローモーションで脳内再生できる。頭のなか真っ白。


※こちらが怪我した尻尾。(なかなかの痛い画像なので隠しておきました)
同じようなケースの参考のため、一番下に目隠し無しもアップしておきます。
苦手な方は見ないでね。

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大失態の後始末が結構大変で、猫の具合の心配は一番なのだけれど、それ以外でも
処置の方法が方法だけに、経緯を知らない人がみたら虐待されているともとられそうな見た目なので、大騒ぎになってしまったら大変ということで、警察、役所の福祉関連、保護センターに事前に事情を説明しておいた方が賢明との先生の判断で、各方面に連絡を入れておく。
福祉課に関しては、写真つきの捜索の掲載もしてもらう。

そして、当然ながら早朝から張り込み。
一度そんなワケのわからない怖い目にあったのだから、警戒マックスだよね。。。と半ば絶望感で早朝と日が暮れる頃、時間の許す限り張り込む。
姿見せたくなくても薬は飲んでねと、抗生物質はご飯に混ぜて置いてみる。

脱走の翌日、待っているだけなのも落ち着かず、思い立って数ブロック先の猫飼いのお宅に聞き込みに。
するとあっさり、今日も来てましたよと確認がとれる。
どうもその界隈がホームのようで(更に言うとそのまた隣のブロックが本拠地)、たまに姿を見せるのだそう。
家猫のみならず、その隣のブロックから流れてきてしまう外猫のTNRの活動もされているとのことで、その日も病院帰りだと話して下さる。
そんな事で尻尾の猫の事は治療したいと常々思っていたらしいのだけれど、他の外猫と違ってその子は近づいても来ないし、捕獲器にも絶対に入らないのだそう。
むしろ、よく捕まえられましたねと驚かれてしまう。
話によるとかなりの食いしん坊らしく、おそらくまんまと捕まった時は、何やら美味しいものくれる見知らぬ人間が急に現れたので、ちょっと油断したのかもしれない。
その日も元気そうだったという事で安堵。
保護できたら連絡を入れ合うということで、お願いして帰る。

それから数日の間に、早朝張り込みの最中、尻尾猫がまた姿を見せるようになったのだけれど、ふと覗いた窓越しにバチっと目が合ってしまい、踵を返される…(しかも2回)
というか、捕獲しておいて何なのだけど、よくまた来る気になったなと思ったりもして。肝が据わっているのか、おおらかなのかなんなのか…

こんな事を書いていると余程暇なのかと思われそうだけれど、合間に仕事もするし、諸用に人や家猫のお世話(この頃、件の家猫のおできの手術やら神社の猫やらも全部重なっていた)、雑務におやつにと生活はあるわけで。かといって大忙しかと言われると、そんなこともあったりなかったりするので、手の届く範囲で見かけた外猫の手助けを→が、長丁場の張り込み探偵になってしまったというか。
猫にばっかりかまけて猫のことしか書いてないしと思われても、確かにネタ的にはそうなので致し方なし。基本的に夏の記憶はだいたいいつも飛んでいるので、残っている画像で記憶を辿ると、この夏は張り込み探偵に全力投球だったと言えなくもないような?(年季の入った相棒の車検が無事に通ってほっとした事は覚えているけど…)

それからしばらく経ったある日、例のご近所さんから「猫の尻尾が落ちたみたい!」と連絡をもらう。
ちょっと前から剥き出しの肉も落ち、白い骨っぽい状態にはなっていたので、そこがポキリといったということ。
獣医さんには、その頃家猫の件でちょくちょく出向いていて、その度に「もしかして捕まった?」と期待されるのだけど、すみません、まだ…としか報告ができず申し訳なく思っていた。
尻尾が落ちた事を報告すると、よしよし!と喜んで下さる。
落ちたということは、化膿さえしなければこのまま治る方向にいくのでOKということらしい。それと、無理に捕まえようとすると全く姿を見せなくなるかもしれないから、しばらく様子見た方がいいかもとも。

その後、写真で尻尾の様子を確認してもらい、もうこのまま何もしなくても大丈夫!とお墨付きもいただく。長かったですね、と。
この件で、先生には随分とお世話になり心配もおかけしてしまった。
本当にありがとうございました。(深く反省とともに)

尻尾の件は落ち着いたけれど、去勢の上戻すという目的はまだ果たしていないし、
諦めたわけではない。
また油断してもらえる?よう、あの手この手少しずつ形を変えて機会を伺いながら、
一度捕獲に再チャレンジしたのだけど、見事なまでに惨敗し、数ヶ月間の(あるのかどうかも怪しい)信頼がまた振り出しに!?と、さすがに心が折れ、今現在小休止中。
それでもまた姿を見せているので、チャンスがあればうぐぐぐぅ
いったいこの活動、いつまで続くのやら。




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最近の様子。
なかなか尻尾の写真を撮らせてもらえないので、ちょっとわかりにくいけれど
無事に短い尻尾に生まれ変わって元気にしている。

横座りとか香箱とか余裕だね。。。
その割には、今も必要以上に距離を詰めると、警戒モード進行中。
(たぶん、チョロい奴だぜと思われている)

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(注意)↓怪我の元画像です。同じようなケースの情報共有のためにあげておきますが、
   痛々しい画像のため、苦手な方はスクロールしないことをおすすめします。




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