swan song
5月の初頭に、最愛の父が永眠しました。
最晩年は老人特有の人の話には耳を貸さない頑固さで度々衝突もしましたが、
基本的に穏やかで愛情深く、何よりユーモアあふれるとても面白い人でした。
飄々としていて、おかしな癖がたくさんあり、その冗談みたいな話し方や仕草も
二度と目の当たりにする事がないのかと思うと、淋しくてなりません。
心の準備をする時間をくれて、感謝の気持ちしかありません。
一昨日、四十九日の法要と納骨も無事にすませたばかりですが、
今日は父の日、今年はもう何もしてあげられないのでお墓参りに行きました。
あの世があるのであれば、どうぞ穏やかに楽しく過ごしてくださいね。
本当にありがとう。

告別式の数日後に描いた、仲良しコンビの絵。
昔からずっと父の似顔絵を描いてきたけれど、一番うまく描けたんじゃないかな。
愛する父に捧げます。

※タイトルは父へ宛てたUの手紙の中から拝借