「土と木と」さん
北海道オホーツクにある遠軽町で、自家焙煎の珈琲豆と手仕事雑貨を販売するお店を営んでおられる「土と木と」さん。
この度、romper roomの作品をお取り扱いいただくことになりました。
焙煎小屋を兼ねた素敵なお店は、なんと手づくりされたとのこと。
労を惜しまず愛情をかけたお店作りは、日々の仕事へのこだわりが伝わってくるようです。
珈琲のいい香りに包まれながら、素敵な空間に並べていただき嬉しいです。
北海道のショップでのお取り扱いははじめてです。
直接お手に取っていただける機会ですので、お近くの方は是非コーヒー豆のお買い物がてら、作品もご覧いただけましたら幸いです。
(珈琲豆はオンラインで購入可能ですよ)
土と木と
https://tsuchitokito.net/
https://www.instagram.com/tsuchito_kito/?hl=ja

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4種類の焙煎をお願いしてみました。
パッケージの味わいのある絵は「焙煎マン」というキャラクターで、
店主さんの手描きだそうです。
お菓子とともに、まずは浅煎りと中深煎りを。
東ティモール産の無農薬生豆使用ということで、焙煎具合で飲み比べをするのも楽しく、どちらも香り高くてとても美味しく頂きました。
なんだか、久しぶりにゆっくりと週末を過ごせた気がします。


2022のご挨拶
12月があまりにも暖冬だったので、今季の冬は雪がたくさん降るのではと思っていた事すら忘れていると、先日そこそこの積雪。
2月もすでに半ばになってしまいました。
年末の締めはおろか新年のご挨拶もできずにおりました。
昨年末に身内が緊急入院し、更には最愛の友が天に召され、新年をお祝いする心の余裕もなく、彼方此方へ奔走やらなければならない事も山積みで、近年稀にみる本当に酷い年末年始でした。
そのまま慌ただしく今に至るような感じで更新もままならず、申し訳ありません。
仕事は年明け早々からはじめており、支障がないよう務めておりますのでご安心を。
今も身体に太い杭が刺さったままで、忙しくしていると鈍痛くらいに抑えられているけれど、時々形を変えて暴れだしたりして、なかなか苦しいものです。
そのうち身体に吸収されながら少しづつ小さくなっていけばいいなと思う次第です。
遅くなってしまいましたが、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
みなさまにとって健やかで幸せな一年でありますように!
Stickitten long 長毛ねこ
Stickitten longに長毛ねこタイプを追加しました。
よく見ると表面に凸凹のある面白いコーデュロイ生地でつくりました。
既存のlong短毛ねこのしっかりめのボディと比較すると、
もう少しソフトな弾力になります。
色はネコヤナギ、バタフライピー、ショコラ、ブラックベリーの4色。
柔らかめの触感がお好みの方は、よろしければお試しください。
stickitten long [corduroy/ long-hair]
https://www.romper-room.com/rr_online/stickitten/



ラビコシスターズ
ちょっと前になるけれど、オーダーで久しぶりに製作したrabbit loaf。
特注の色違いもなかなかよい色合いで気に入っている。

どんぐり2021

20年目も晴れの日更新。
ずっと小さいままのどんぐり。
鮮やかで元気のいい黄色いガーベラを。
ここしばらく顔を見ないなと思っていた、お花屋さんの猫。
なんとなく想像はしていたので、聞くのもなんとなく避けていたのだけれど、
思い切って尋ねてみると、やはり亡くなったのだそう。
随分長いこと看板猫として、植物守としての任務を頑張ってきたものね。
たまに見かけた大きなコも亡くなったとのことで、もう会えないのかと思うと
寂しいけれど、最後まで愛情をもってお世話してもらって幸せな子達だ。
チャタマによく似たシロちゃん、いつも挨拶に来てくれてありがとう。
お疲れ様でした。
任務は、堂々とカウンターを占拠していたコに引き継いだようね。
こちらもムッチリとした可愛い子で頼もしい。
しかも、どんぐりと同じ白黒のハチワレちゃん。
しっかり頑張って。

ヒッコリーのおでき
6月の終わり頃、仰向けで眠っている縞猫のマズルに何か違和感があり、
よく見てみると小さなポチッとしたできものがある事に気がついた。
薄いピンク色のイボのようなもので、いつから出来ていたのか不明なのだけれど、
ニキビのようなものなのか、そのままにして治るのか気になったので調べてみると、
悪性の腫瘍の場合もあるので、きちんと診察してもらった方がいいとあるので、
怖くなって翌日病院へ。
先生にはよく見つけましたねと言われたのだけれど、たしかに毛に覆われているので
そこにあると知らなければ、同化していて下から見ないとほとんどわからない。
原因も内容も細胞の検査をしてみないと明言はできないということで、
その方法としては、ストローのような筒状の注射器を腫瘍に挿して細胞を採取、
もしくは手術で腫瘍を摘出し検査にまわすという。
発見したのが昨日ということもあり、その前に一度炎症を抑える注射で一週間程様子を見てみましょうとのこと。
それで小さくなればちょっとしたおできかもしれないし、急に大きくなるようであれば悪性の腫瘍の可能性が高くなると言われ、ピリリと緊張が走る。
発見した時のもの。直径2mm程の大きさ。

一週間が過ぎ、小さなポッチは願い通りにしぼんではくれず、かといって目に見えて
膨れ上がったりもしていないので、経過をみせに再び病院へ。
変化はないけれど、色だけでは良性悪性の判断がつかないしそこそこの大きさもあるので、いろいろな可能性も話し合い、今が取り時かもということで手術日を決める。
そのままにしてじわじわ悪化する可能性に時間をかけるよりは、
少々我慢してもらわなければならないけれど、摘出して検査すれば
良性だったら安心できるし、万が一悪性だったとしても早い段階で今後の治療方針を話し合える。
ただ場所が感覚器であるヒゲ周りなので、手術後に周辺が多少引きつったりして、今までのようにヒゲがピーンと広がらないかもしれないという可能性も教えてもらう。
そこは、命の方が大事だからね。
手術日、お昼頃にお預けして一度帰宅。
夕方迎えにいく予定だったのだけれど、数時間後に連絡をもらい急いで病院へ。
摘出手術は無事に終了し、皮膚の内部とあわせ若干周辺の余裕を持って取り除いた傷口が結構大きめだったので、傷口の処置をどうするかという相談。
綺麗にとれましたよ、そこは自信ある!と頼もしい先生。
ポッチがあった場所にぽっかりと穴があり、傷口に若干の血は滲んでいるものの流血はしていないので、できれば縫合せずにこのまま飲み薬+塗り薬でいきたいけど、違和感で掻いて悪化したり感染症リスクを減らすのなら縫合するかという選択。
縫合した場合は抜糸もあるのでまた麻酔かけないといけないし、皮膚が若干引きつれてしまう可能性もあり。
うちの猫の場合、治療中も暴れるタイプなので心配ではあるけれど、ならばそこは頑張ってカラーでいってみましょう!ということになり、そのまま連れて戻る。
検査の結果は後日。
摘出後の傷口。まだ麻酔で眠っている。よく頑張りました!

そういへば、こうなったら愛猫の無事を神頼み猫頼みと、手術中に歴代猫の眠る場所にお参りしていると、前に一度みた黒いトンボ(おどらくハグロトンボ)がヒラヒラと飛んできて枝にとまる。
神様トンボとも呼ばれる縁起のいいとされる珍しいトンボなので、このタイミングで見かけるなんて、きっと大丈夫!と都合よくとることにしたのでした。

麻酔でフラフラだったけれど、翌日はしっかりとした調子で食欲もあり。
ただエリザベスカラーに慣れていないので、いつもの調子で動くと彼方でガスッ!此方ゴスッ!と何かに当たって動けなくなっていたりするのが不憫で、トイレやごはんもカラーをしたままでも大丈夫なように工夫が必要だったけれど、数日すれば随分なれて手助けなしでもOKに。
それ以外は、季節も暑くムンムンだったけれど傷口も化膿することもなく順調に。
一週間もしたら瘡蓋もとれて、ピンク色の綺麗な皮膚ができていた。
心配だった検査の結果は、連休を挟んだので通常よりかなり時間がかかったけれど、
無事に良性という報告をいただき、心底胸を撫で下ろしたのでした。
先生、本当にありがとうございました!(涙
手術から約一月後の様子。まだ傷口がわかる感じ。

10月現在。ほとんど傷跡もわからない状態にまで。
(かき分けて見るとそこだけ毛がないけれど、かわいい傷跡に思える)
ヒゲもちゃんと今まで通り動いています。

そして驚いたのは、腫瘍を摘出した後、それまで反応の悪かったおもちゃで
よく遊ぶようになったこと。
めちゃくちゃ食いつきがよくなり激しく遊んでいて、
まさに憑き物が落ちたかのような変貌ぶり。
先生も、やはり感覚器のところだったからそれまで違和感があったのかもねと、
回復を喜んで下さる。
日頃からよく見て触って変化に気づいてあげなくてはね。
検査結果がわかるまで、心配で落ち着かない日々だったけれど、
思い切って手術して、本当によかったなと思いました。
(長々とした個人的な備忘録ですが、どこかで愛猫さんの健康のためご参考になれば幸いです)