南方熊楠 100年早かった智の人
熊谷守一展から上野まで足をのばし、熊楠展へ。
こちらはこじんまりとしたスペースの展示だったのだけれど
採集道具や、菌類図鑑にあった現物の採集記録など
その繊細で細やかな仕事ぶりが美しく、貴重なものをみせていただいた。
それにしてもご本人の豪快伝説とのギャップがすごい。
「十二支考・虎」のメモは展示方法も工夫がされていて、
ちょっとだけ熊楠さんの頭の中を覗いている感覚を味わえて面白かったです。
熊楠展は国立科学博物館にて3/4まで。
常設展も時間の許す限り回ったのだけど、見どころが多すぎて
建物も素晴らしいし、動物園とあわせてまたゆっくり行かなくては。
南方熊楠 100年早かった智の人
http://www.kahaku.go.jp/event/2017/12kumagusu/
熊谷守一と南方熊楠、みたい展示が同じ時期に重なってよかったな。
しかも熊+熊。
まだ雪も残って寒かったにもかかわらず、あちこち移動して歩きまわったので
脱水状態で、み、水〜と何度も倒れそうに......
探していたもののひとつは、とうとう見つからなかったけれど、
展示の内容に大満足で一息。
熊谷守一 生きるよろこび
48年ぶりの大寒波で雪から始まったとても寒い一週間。
そんな中、先日所用も兼ねて楽しみにしていた熊谷守一展へ。
没後40年の回顧展ということで、97年の生涯を年代別に追っていく
とても見応えのある展示で、言うまでもないのだけれど本当に素晴らしかった。
初期の轢死、蝋燭、陽の死んだ日などの光と闇、光と影のインパクト、
赤い輪郭線が現れ出す風景画、そこから更に動植物へ。
部屋を進むにつれ”生きるよろこび”がどんどん湧き出ていくのが感じられ、
色にもハッとさせられっぱなしだった。
特別に驚いたのは、あの三毛さんの毛色。
想像した100倍以上のビビッドなオレンジ。(蛍光色といってもいいくらい!)
あの鮮やかさは印刷ではどんなにがんばっても表現できないんだなぁと
原画の生き生きとした表情を間近に噛みしめる。
あと10回でも100回でも訪れたいくらい。
東京国立近代美術館で3月21日まで開催中です。
熊谷守一 生きるよろこび
http://kumagai2017.exhn.jp/
http://www.momat.go.jp/
new year 2018
あけましておめでとうございます。
今年もお天気に恵まれいい年明けでした。
しょうもない初大笑いではじまり、初詣のおみくじは相変わらずスルーして、
月はおおきくまんまるで、美味しいお酒をいただきゆるりと過ごしました。
とても眠くて早めにぐっすり寝たので初夢はみていないのですが、
なんでもYの初夢に私も登場したとのこと。
どこかの小さな会場で妙なダンスイベントがあり、
参加者全員前に出て自分のダンスを披露しなくてはいけないとのことで、
夢をみている本人はちょっと引いていたらしい。
一番手のデモンストレーション的なダンスの後で、さぁ次は誰かな?という
進行役の誘いに、隣に座っていた私がハイ!と名乗りをあげ、
Yが唖然とするなか颯爽と出ていって踊ってたんだそう。
(そんなこといわれると絵の飾りもミラーボールっぽく見えてきた.....)
新年早々”二番手”というあだ名をいただきました。
本日よりrroの配送も開始いたしました。
ありがとうございます。
http://www.romper-room.com/rr_online/
みなさまにとって幸多きすばらしい一年でありますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!!